今さら聞けない印鑑の常識

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実印の購入なら「みんなのスタンプ」

実印って何?初めて作成される方もココを見ておけば安心!

「契約の際に実印を持ってきて下さい」って言われたけど、普通の印鑑ではだめなの?

そもそも実印ってどんな印鑑のことなの?

まだ印鑑を作ったことがない方は、上記のような疑問があるのではないでしょうか。

かくいう私も、実際に作成するまで、その役割と使い方を知りませんでした。

そこでこちらのサイトでは、実際に同じ悩みを解決した私が、印鑑について網羅的に徹底解説しております。

作成前に知っておきたい知識から、はんこをお得に作るコツや印鑑登録の方法まで、今更誰かに聞けない基本的な情報を、画像を用いて紹介しています。

それでは早速、実印とはそもそも何なのかを見ていきましょう。





初めての印鑑作成はここに気をつけよう!


日常生活の中では、ほぼ登場してこない「実印」ですが、不動産の取引や車の売買を行う際に突然必要になったりします。

このページで実印について調べている方の中にも、最近印鑑が必要になったという方がいらっしゃるのではないでしょうか?

以下で、そもそも実印がどのような印鑑なのかを解説していますので、ぜひ参考にして下さい!


・実印とはどんな印鑑なのか

そもそも実印とは、自身が住民として登録をしている各市区町村の役所に、戸籍上の名前で作られた印鑑を登録申請し、受理されたものを指します。

通販や店頭で、「実印」としてはんこが販売されていますが、それを購入しても、登録をしなければ実印とは言えないということになりますね。

逆に考えると、100円ショップなどで購入した格安の印鑑でも、登録さえしていれば、それは実印として使うことができます。


・実印はどんな時に使うはんこなのか

日常生活では、ほぼ使用する機会が無いため、どのような場面で必要になるか想像しづらいかと思います。

簡単に言うと、実印は重要な契約の際に使用する印鑑です。

例として、不動産の取引・遺産相続・公正証書の作成・車の売買などの際に、実印が必要となります。

上記のいずれも、大きな金額でのやり取りであったり、公式の書面に利用したりと、頻繁には使用しませんが、重要な場面であることがわかります。

ちなみに、宅配便の受け取りなどで日常的に使っているはんこは「認印」といい、実印とは別の役割をもつ印鑑です。


・実印作成において気をつけなければいけないこと
実印は1人につき1本のみ認められる印鑑

上記にもありますが、実印はあなたの財産や権利に関わる大切な印鑑となります。

そのため、偽造や盗難などには気をつけなければいけません。

100円ショップや文具店で販売されている三文判と呼ばれるはんこは、手軽に購入できる点で非常に便利ですが、大量生産されているため実印として使用することはおすすめできません。

他人が、自分と同じ印影のはんこと印鑑証明を利用し、実印を偽造され、勝手に重要な契約を結ばれてしまうリスクがあるためです。

そのため、作成の際には防犯の面にも気をつけて、できるだけ可読性の低いオリジナルのものを作ることをおすすめします。



印鑑登録をしなければただのはんこ


上記で少し触れましたが、実印が必要となるほとんどの場合、「印鑑証明書」が必要になります。

印鑑証明書とは、契約書に捺印された印鑑が、自治体で本人が登録済の実印、ということを証明している証明書のことです。

では、その証明書をどのように取得するのか、下記で紹介していますので見ていきましょう。

「印鑑証明書」を発行するまでの流れ
印鑑証明書を発行するにあたって、やらなければいけないことは大きく分けて3つ。

  1. 実印用の印鑑を用意する
  2. 役場にて印鑑登録を行う
  3. 印鑑登録証を受け取り、印鑑証明書を発行する
といった流れになっています。

下記でその詳細をみていきましょう。


1.実印用の印鑑の用意する
登録できる印鑑にはルールがあるため、それに合わせて印鑑を用意しましょう。

登録可能なサイズ
印影の大きさが8mm~25mmに収まること

登録できない実印
  • 職業・資格などの氏名以外の事項をあわせて表示してあるもの
  • 変形しやすいゴム印や欠けている印鑑、シャチハタは登録不可
  • 住民基本台帳に登録されている氏名を表していないもの
  • その他市長が実印にふさわしくないと認めるもの
申請の際に必要なもの
  • 登録する印鑑
  • 申請者が本人であることが証明できるもの(写真入りの身分証明書)
上記が基本的なルールになりますので、これらに合わせた印鑑を作成します。

しかし、これらの条件は申請する自治体により、多少変わっていることがありますので、実印作成時には該当する役場の条件を確認しておきましょう。


2.役場にて印鑑登録を行う
印鑑の登録は、住民登録をしている自治体の役場で行います。

多くの場合、上記で紹介したルールが設けられていますが、自治体によってルールが違うこともありますので、事前に確認することがおすすめ。

ちなみに、印鑑登録は代理人に代わりに手続きしてもらうことも可能。

しかし、代理人による手続きには時間がかかってしまいますので、すぐに印鑑証明書が必要な場合は、本人が手続きをする必要があります。


3.印鑑登録証を受け取り、印鑑証明書を発行する
役場にて印鑑登録が完了すると、「印鑑登録証」というカードが発行されます。

このカードを提示することで、印鑑証明書が受け取れます。

また、この印鑑登録証を持参すれば、代理人であっても委任状なしに印鑑証明書を発行してもらえます。

ただしその場合、本人の住所、氏名、生年月日が必要。

したがって、印鑑登録証のカードは住所や氏名、生年月日がわかるもの(保険証や免許証)などと一緒に保管しないようにしましょう。


いかがでしょうか?

ここまで実印作成のために必要な、印鑑登録について說明してきましたが、「印鑑証明書」「印鑑登録」など、似ている言葉も多かったので、下記でまとめました。

まとめ
  • 印鑑登録:自分だけの実印を登録すること。これをしないと実印として効力を持たない
  • 印鑑証明書:登録された印鑑が、本当に本人のものであることを証明する書類
  • 印鑑登録証:印鑑登録が完了すると受取れるカード。印鑑証明書発行時に使用。

ここまで、新たに印鑑登録をして、実印を作る方法について說明してきました。

しかし、登録済の印鑑を何らかのトラブルにより、失ってしまうことも考えられます。

次でそんな時の対策を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。



紛失や盗難、トラブルの際の印鑑登録を変更する方法


「せっかく登録していたはんこが欠けてしまった」
「実印を紛失してしまった。もしかした盗難かも」
「結婚して名字が変わったので実印を作り変えなきゃ」

上記のような際は、印鑑を新たに用意しなければなりません。

この場合、役場の窓口にて、「印鑑登録の変更手続き」を行います。

印鑑登録の変更手続き
お住まいの自治体の市区町村窓口にて
印鑑登録廃止 → 新しい印鑑で印鑑登録申請の順に手続きを行います。
 
まずは印鑑登録の廃止を行います。

印鑑登録の廃止に必要なもの
  • 本人確認書類(顔写真付きの運転免許証など)
  • 登録してある実印
  • 印鑑登録証(カード)
上記を持参し、手続きを行うことで、元の実印は効力を失います。

廃止が完了したら、新しい印鑑で、再度印鑑登録を行うだけ。

手続き自体はそこまで難しくありません。

では、実印を変更することで、昔の契約はどうなるのか気になるかと思います。

これについては、変更によって過去の契約に影響は無いので安心して下さい。


上記の通り、複雑な手続きは必要ありませんが、新たにはんこを作成して、廃止をして、再登録。

これは正直かなり手間がかかります。

紛失や盗難に合わないためにも、実印の管理には細心の注意を払うことが重要ですね。



銀行印と実印、一緒じゃダメと言われる理由


銀行印とは、金融機関の出納の際に使用するもののことで、口座を開設した時に登録をします。

現在多くの方は、キャッシュカードの利用により、日常的に銀行窓口でやり取りすることは少ないかもしれません。

しかし高額な取引に際しては、ATMでは金額上限があるので、銀行窓口へ向かうことになります。

その時に必要になるのが「銀行印」です。


・銀行印の持つ役割
銀行の口座開設時に必要な銀行印。

重要な印鑑の1つではありますが、実は認印と効力が変わりません。

ですが自身の財産を管理し、銀行の出納に必要な印鑑なので、管理については十分注意しなければなりません。


・実印と銀行印を同じ印鑑で兼用していると危険
実印は役所に登録する印鑑ですが、銀行印として使用している印鑑を登録することも可能。

しかし、1本の印鑑で上記2つの役割を与えることはおすすめできません。

とはいえ
「2つとも重要な印鑑だし」
「使用頻度も高くないし」
「2つ持っていたら管理が大変」

上記のように思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

おすすめをしない理由は下記の2点です。
1.同じ印鑑を複数の用途で使うと、偽造のリスクが高まるため
同様の印影を様々な場所で使用するため、その分だけ流出や偽造のリスクが高まります。

2.盗難や紛失した場合、非常に手間がかかる
実印と銀行印を同時に失くしてしまうことになります。

その場合、役所で実印登録の廃止手続きを行い、別の印鑑を作成し、新たに実印登録をしなければいけません。

さらに、金融機関に行き、銀行印の変更届を提出しなければならず、非常に手間がかかってしまいます。

このことから、1つの印鑑を実印と銀行印として使用することはおすすめできません。



普段使っているはんこは「認印」!?実印との違いはコレ!


ここまで実印・銀行印の話をしてきましたが、じゃあ普段使用しているはんこは何なのか気になっている方も多いかと思います。

日常生活において使用している印鑑は、認印と呼ばれており、比較的重要度の低い契約や、一般的な書類への押印で使用しているものです。

認印の使用場面
  • 回覧板の閲覧印
  • 宅配便の受け取り
  • 申込書、契約書に捺す
  • 転居、転出、出生、婚姻などの役所への届出
  • 履歴書の確認印
上のような場面で使うのが認印。

実印や銀行印とは違い、役所や金融機関への登録をする必要はありません。

よって、100円ショップや文具店で販売されている、いわゆる三文判と呼ばれるはんこを認印として使用することも可能。

登録をしなくても使える認印ですが、これも実印・銀行印と兼用するべきではありません。

理由としては、認印は日常的に使用する機会が多いため、その分だけ印影が流出します。

そのため偽造されてしまうリスクが高まり、危険だと言えますね。

上記を踏まえて、可能な限り実印・銀行印・認印の3つを用意することをおすすめします。

認印と実印の区別は?
大切な契約や高額な取引の際に必要なはんこが実印で、宅配便とかの受け取りが認印。

といった少しぼんやりとした判別をされている方が多いと聞きます。

上記の解釈は間違っていませんが、よりはっきりと区別をするのであれば

実印:印鑑証明書が必要な時の印鑑
認印:印鑑証明書が必要無い時の印鑑
銀行印:口座開設、預金管理の際に必要な印鑑

このような分け方ができます。

印鑑証明書が必要な時は実印で、そうでない場合は認印で大丈夫ということですね。

ここまで個人用の印鑑について解説してきましたが、印鑑は「個人用」と「法人用」の2つ種類があります。

次の章では「法人用」のはんこについて詳しく?明しているので、参考にして下さい。



個人と法人で印鑑は変わります!法人用印鑑について解説!


ここまで個人の実印の解説をしてきましたが、実は実印には「個人用」「法人用」の2つがあります。

法人印、と聞くと「角印」と呼ばれる、大きくて四角いはんこがイメージしやすいかと思います。

もちろん、「角印」も法人印の1つではありますが、実はあれ、個人で言うところの「認印」なんです。

では、法人用の実印とはどんなものか、個人用と何が違うのかを、このページで解説していきます。

法人印の種類
法人用の印鑑は、大きく分けて4つの種類があります。
  • 代表者印
  • 法人銀行印
  • 角印
  • ゴム印
上記4種の印鑑を、下記で種類ごとに詳しく解説していきます。


代表者印
会社が法人登記をした際に、法務局に登録された印鑑。

「会社における実印」の役割を果たすものです。

個人の実印同様に、印鑑証明の発行も可能。

会社実印、法人実印、代表印、丸印、と呼ばれることもあり、全ての会社に必要なはんこのことを指しています。


法人銀行印
会社での銀行口座を開設する際に使用する印鑑。

企業が使用している、という点以外は、個人の銀行印と変わりません。

しかし、企業のお金を管理している印鑑なので、代表者印と同様に、細心の中押を払って管理する必要があります。

この印鑑は、登録する金融機関の指定するルールに合っていれば、どんなはんこでも登録ができるので、代表者印を銀行印として使用することも可能。

しかし、紛失や盗難等のリスクを考えれば、2つに分けて管理することをおすすめします。


角印
企業が請求書などに使用する、最も日常的に使われている印鑑。

会社が使う認印のことを、その形から角印と呼んでいます。

押印が必要な書類だけど、実印である代表者印を使うほどではない、という際に使用される印鑑です。


ゴム印
ゴム印に関しては使っていない企業もあります。

企業の住所やメールアドレスなどが刻印されており、認印と同じように使われています。
 
主に郵送物や、販促物に使用することが多いのも特徴。


法人印に彫る名前はどんなものか


・代表者印の場合
法人用の実印は、個人用のものと印面が違います。

一般的に印鑑の外枠には、会社名、商店名または団体名が入ります。

そして内枠には、株式会社や有限会社の場合「代表取締役印」、合資会社や個人商店の場合「代表者印」が刻印されます。


・法人銀行印の場合
一般的に印鑑の外枠に、会社名、商店名または団体名、内枠には、「銀行之印」の文字が入ります


・角印の場合
角印は代表者印よりも大きく、会社名だけが彫られている四角い印鑑。
 
会社名以外に、末尾に「印」や「之印」が入ることもあります。


上記の通り、印面は個人用の印鑑とは大きく変わっています。

上の図を見るとわかりますが、印影の外周に会社名が入る点が、個人用の実印との大きな違いですね。

個人用の印鑑と同じように、はんこ別に用途があるので、別々の印鑑として用意しておくことが良いでしょう。


代表者印と法人銀行印を同じものにする危険性
個人用実印と同様ですが、1本で2つの印鑑を兼用していくのは非常に危険。

というのも、法人銀行印の管理を行うのは、経理部というのが一般的です。

会社が銀行から融資を受けようとした場合、銀行印と代表者印も同時に必要となります。

代表者印と法人銀行印を兼用している場合、紛失や盗難に合った場合は、その1本で勝手に契約等をされてしまうリスクがあります。

考えたくないかもしれませんが、会社内の人が勝手に利用する危険性も無いとは言えないため、別々の印鑑を異なる場所で保管しておくことがおすすめです。


印鑑の種類についてはおわかりいただけましたでしょうか?

次の章では、実際にはんこを作っていく際に約立つポイントを紹介していますので、早速見ていきましょう。



作成前に知っておくべき5つのポイント


人生でそう何度も作る物ではない実印。

慌てて作成して失敗したり、完成品のイメージが違った、なんてことは避けたいですよね。

そうならないために、作成時期→購入するお店→素材・書体の決定→サイズの決定→印鑑登録、というステップで作っていくことがベストです。

それでは早速、下記で作成前に知っておくと約立つ5つのポイントをチェックしていきましょう!


1.実印を作るベストな時期
大きな契約などにしか使わないので、実印をまだ作成していない方も多いのではないでしょうか。

特に若い方などは、使用する機会もそんなにないので、持っていなくてもおかしくありません。

実印は人生における重要な契約などに使う、一生物の印鑑になるので、作成する時期としては、成人式や就職するタイミング、結婚など、人生の節目がおすすめです。

実印は必要になるまで購入しない方も多いので、このタイミングで贈り物に実印、というのも喜ばれると思います。

2.購入する店舗を決める
店舗にするか、通販で買うか、予算や好みに合わせて決定。

通販の場合、ショップごとに特徴があるので、自身にあったショプでオーダーしていきます。

当サイトでは、特徴ごとにおすすめの通販サイトを紹介していますので、作成に必要なポイントを抑えながら見ていきましょう!


3.素材と書体を選ぶ
作成時に1番迷ってしまうのが、この素材と書体。

書体を選ぶ際は、可能であれば印影プレビュー機能を活用しましょう。

印影プレビュー機能とは、注文の前に指定した印影を確認できるサービス。

上記の機能を活用し、完成品のイメージを見てから決めることで、より失敗のない実印ができますよ。

素材は通販サイトにより、取扱いの有無や値段に差があるため、複数サイトを比較することをおすすめします。


4.サイズの確認
実印として印鑑登録をするには、サイズが直径8mm~25mmの範囲に収まらなければなりません。

作成の際には、サイズが適正かどうか、加えてゴム印でないかなど、実際に実印として使えるかどうかのチェックもしていきましょう。


5.役所にて印鑑登録を行う
自身が住民登録をしている自治体の役所にて、印鑑登録の手続きを行います。

この手続きをしなければ実印としての効力が得られないため、印鑑をさくせした後は、忘れずに登録をしましょう。


上記のポイントをしっかり押さえ、実印を購入していく準備をしましょう!

下記ページに、より詳細な作成のコツや情報をまとめていますので、見て頂き、満足のいく実印を作っていきましょう!

>>実印を作成する前に知っておきたい5つのポイント



女性におすすめの実印をご紹介


就職・成人式・結婚など、人生の節目となるタイミングで実印を作ろうと考えている方も多いのではないでしょうか?

大切な個人の証明となるはんこなので、失敗せず、しっかりとしたものを選んでいきたいですよね。

下記で、女性におすすめの印材から選び方まで紹介しているので、早速見ていきましょう。


・女性が実印を作るタイミングはいつ?
実印は頻繁に使うものではないので、必要になった時に作るという方がほとんどです。

現在既に実印を持っているという方でも、女性の場合、再度実印を作り直す機会があるかと思います。

というのも、フルネームで実印を作った方は、結婚などにより苗字が変わる可能性があるからです。

まだ結婚されていない方で、実印が必要な方は、名前のみで作ることをおすすめします。


・名前だけで実印を作ることがおすすめの理由
女性の場合、フルネームで実印を作成すると、結婚等で苗字が変わる際に作り直す必要が生じます。

印鑑の作成費用も安くはないので、結婚後も長く使用できるように名前だけの表記がおすすめです。

名前のみが良いとされるのには、もう1点理由があります。

それは「後家相」と言われる考え方で、昔は女性が家(苗字)を背負うのは苦労が多く、良くないことだとされていたためです。

後家相は、「女性の運が強すぎて、男性の運を吸い取る」「結婚しても男性が弱り、死別や離婚を招く」といった相のことです。

しかしこれはあくまで1つの考え方であり、フルネームにしたから離婚してしまう、といったことではないのでご安心下さい。

ここまで名前のみで作成するメリットなどを紹介してきました。

しかし、基本的に実印はフルネームで作ることをおすすめしています。

次の章では、フルネームで作る必要性などを詳しく説明してますので、確認してみて下さいね!



フルネームでの作成がおすすめされている理由


印鑑登録をする際に、実印がフルネームでなければいけない、などのルールはありません。

つまり、実印は苗字だけでも、名前だけでも登録できるということです。

しかし、一般的に実印はフルネームで作成されることが多いです。

理由としては、セキュリティ面での強さです。

苗字だけの印鑑よりも、フルネームの方が圧倒的に他人と被りにくく、かつ印面も複雑になるため偽造されにくい印鑑になります。

そのため、実印の作成にはフルネームをおすすめしています。

・ではどんな人が名前だけの実印を作るの?
女性は、結婚した場合に苗字が変わる方がほとんどかと思います。

この場合、苗字かフルネームの実印だと、再度作り直さなければいけません。

あらかじめ名前だけの印鑑を作成しておけば、結婚しても作り直しの必要がないことは1つのメリットと言えますね。

また、苗字の文字数が多い方は、フルネームで作成してしまうと、印面が潰れて見えなくなってしまいます。

よって、名前だけの実印を作成するメリットがあるのは、女性と苗字が長い方となります。


上記をまとめると
男性:フルネームで作成
女性:名前のみかフルネームでの作成
苗字が長い方(男女共に):名前のみでの作成

このような作成をおすすめします。

印面に彫る名前が決まったら、次は字の彫刻方法を決めていきましょう!

次章ではわかりづらい彫刻方法の種類を徹底解説しておりますので、参考にして下さい!



手彫り?機械彫り?彫刻方法の違いとメリットを徹底解説


ネットで印鑑を探していると、よく見かける「手仕上げ」「手彫り」という言葉。

わかりづらい「手仕上げ」と「手彫り」の違いと「機械彫り」との差を、下記で解説していきます。

・印鑑の彫刻方法

【手仕上印鑑】とは
粗彫りと呼ばれる作業までを機械で行い、仕上げを職人の手で行う手法。
 
途中までを機械に任せることで、完成までの時間が短縮され、かつ仕上げを手作業で行うことで、防犯性も高めている。


【手彫り印鑑】とは
全ての工程を職人が手作業で行う手法。

1から実印を手作業で作るため、職人の力量で完成品の出来も左右されますが、防犯性は非常に高く、自分だけの実印を作ることができる作成方法です。

しかし、職人が手作業で行うため、完成までの時間は長く、料金も「手仕上げ」などと比べると高額になる。


【機械彫り印鑑】とは
全ての工程を機械だけで行う手法。

手間を省き、コストを抑えて生産する方法のため、完成品は安価。

三文判などが機械彫りで作られています。

ネット通販等の格安品の多くは機械彫りのため、同一の印鑑が出来る危険性もある。


実印の作成において、やはり1番おすすめしたいのは「手彫り」です。

若干金額が上がってしまいますが、セキュリティの強さ、唯一性の面から、手彫りでの作成を推奨します。

しかし、「急ぎで実印が必要」「使用頻度の少ない実印に費用をかけたくない」という方は、手仕上げでの作成が合っているかと思います。

上記の通り、あなたの状況に合わせて、手仕上げ・手彫りを選んで、満足のできる印鑑を完成させて下さい!



人気の書体6種類を徹底解説!


印鑑の書体にはいくつか種類があり、実印の作成時にはこの字体を決めなければいけません。


一般的に、実店舗・ネット通販のいずれも、「行書体」「隷書体」「古印体」「篆書体」「太枠篆書体」「印相体」の6種類を取扱っていることが多いです。

実印用の書体としては、「印相体」「篆書体」が人気。

しかし、この字体でなければいけない、というルールなどがあるわけではないので、好みで選んで作成することが可能です。

とはいえ、実際に自分の名前で捺印して確認しなければ、なかなかイメージするのは大変ですよね。

上記のような方は、作成前に印影のプレビュー機能が使えるサイトを利用すると便利です!

通販サイトによっては、印影プレビュー機能があるので、自分の字がどの書体で1番映えるのかを、しっかり確認した上で作成することができます。

プレビュー機能の搭載されている通販サイトの紹介や、字体別の特徴はこちらのページで確認できます!

>>たくさんの書体、あなたに合った字体を見つけよう


書体を決めるのも迷ってしまいがちですが、1番決めるのに時間がかかるのが素材選びです。

種類も多く、印材ごとに特徴も違うので、なかなか1つに絞れないですよね。

それでは次の章で、素材について紐解いていきましょう。



素材選びのポイントをご紹介!


実印の作成時に1番迷ってしまうのが印鑑の素材。

種類が多いため、素材別の特徴や、完成後の外観、人気素材などを事前に知っておくことが、失敗のない実印作成のコツです。


・素材の種類
印鑑素材は大きく分けると、「角系」「植物・木材系」「金属系」に分けられます。

有名な素材で言えば
角系:象牙・黒水牛
木材系:柘、彩樺
金属系:チタン

などが挙げられます。


・印材を選ぶポイントは?
上で紹介しましたが、印鑑の素材は非常に多く、それぞれ外見と特徴が違うので、中々選ぶのが大変です。

下記で素材を選ぶ時に注目するべき3つのポイントを紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。

  1. 耐久性
  2. 実印は1度購入したら、そう何度も買い換えるものではないので、できるだけ耐久性の高い素材で作ることをおすすめします。

    というのも、印面が欠けていたり、割れていると、その実印は使用できなくなってしまうためです。

    耐久性の高い素材としては、金属系のチタンや角系の象牙が挙げられます。

  3. 捺印性
  4. 朱肉のノリがよく、力を込めなくてもキレイに捺せる印鑑を選びましょう。

    捺印性の高い印鑑は、印影が美しく残るので、実印の素材にピッタリです。

  5. メンテナンスの必要性
  6. 長く使用することになる実印は、使わずに保管しておく期間がどうしても長くなってしまいます。

    その際、直射日光の当たる場所や、乾燥や湿気の多い所に置いておくと、印鑑は傷んでしまいます。

    そのため、使用後の朱肉の拭き取りやすさや、頑丈な素材、熱や乾燥に強い素材を選ぶことで、メンテナンスの手間を減らし、実印を長く使えます。


実印用の印鑑を購入する際に、素材に迷ってしまう方は、上記のポイントに着目して作成を進めていきましょう!

>>印鑑の素材について、画像付きで詳しく解説しているページはこちら


素材と書体が決まれば、あとはサイズを決めるのみです。

次章では、印鑑の一般的なサイズやおすすめの大きさを紹介しています!

適切なサイズを選び、あなただけの実印を完成させましょう!



男女別!印鑑のサイズを徹底解説!


印鑑の作成においては、実印>銀行印>認印の大きさが最も良いとされています。

実印は3つの中で1番重要なはんことなるので、最も大きいサイズで作りましょう。


下記で一般的なサイズ例を表でまとめたので、見てみましょう。


ほとんどの方が、上記の表に記載されているサイズで作成しています。


・印鑑登録できるサイズは決められている。
実印として使用するには、役所での印鑑登録が必要。

その際実印のサイズには規定があり、一般的には印面が8.0mmから25.0mmの正方形に収まるものとされています。


・人気の実印サイズは?
男性は16.5mmまたは18.0mm
女性は15.0mmまたは16.5mm

上記が一般的な実印のサイズです。

なかでも16.5mmは、男女ともに使用できるおすすめのサイズ。


・男女ごとに適切なサイズが違う?
印鑑の大きさ順は、上記の通り、実印>銀行印>認印ではありますが、性別によって適切なサイズが変わってきます。

基本的に印鑑の大きさは、男性>女性、で作ります。

この性別による印鑑のサイズの違いは、昔からの慣習や、手の大きさの違いによる持ちやすさなどに由来しています。

>>印鑑のサイズについて詳細に解説しているページはこちら


印鑑は大きく作るほど、作成費用も上がります。

サイズと価格が比例して上がっていくため、「価格を抑えて作成したい!」という方の中には、小さめに作る方もいます。

なるべく費用を押さえたいという方は、次で印鑑の平均相場をチェックしましょう!



実印は〇〇円で作れます!!


実印を作るにあたって、気になる費用。

値段はお店や素材、サイズや作成方法によってバラバラなので、先に予算を決めてから選んでいくと、選ぶのが少し楽になります。

とはいえ、欲しい素材やサイズが既に決まっている方もいらっしゃいますよね。

そこで下の表では、一般的なサイズの、実印の平均相場をまとめています。

平均相場を知ることが、お得に実印を入手するための秘訣です。

それでは下記で、御覧ください。

男性用実印 16.5mm 平均価格
店名 薩摩本柘 彩樺 黒水牛 象牙 チタン 琥珀 平均価格
平均価格 ¥6,376 ¥8,187 ¥9,051 ¥28,128 ¥17,642 ¥12,215 ¥11,970
ハンコヤドットコム ¥5,200 ¥6,100 ¥6,400 取扱無し ¥19,500 ¥17,400 ¥10,920
ハンコマン ¥4,280 ¥5,280 ¥4,680 取扱無し ¥20,090 ¥14,800 ¥9,826
はんこプレミアム ¥3,880 ¥5,900 ¥5,280 ¥21,800 ¥9,800 ¥7,680 ¥9,057
平安堂 ¥13,824 ¥17,064 ¥23,544 ¥35,424 取扱無し 取扱無し ¥22,464
印鑑本舗 ¥2,480 ¥2,980 ¥2,280 取扱無し ¥6,980 ¥8,980 ¥4,740
ハンコワークス ¥3,168 取扱無し ¥3,373 取扱無し ¥7,480 取扱無し ¥4,674
畑正 ¥11,800 ¥11,800 ¥17,800 ¥27,160 ¥42,000 取扱無し ¥22,112

女性用実印 15.0mm 平均価格
店名 薩摩本柘 彩樺 黒水牛 象牙 チタン 琥珀 平均価格
平均価格 ¥5,235 ¥7,111 ¥7,815 ¥23,523 ¥17,177 ¥13,341 ¥10,669
ハンコヤドットコム ¥4,200 ¥5,100 ¥5,400 取扱無し ¥16,390 ¥15,300 ¥9,278
ハンコマン ¥3,680 ¥4,280 ¥3,980 取扱無し ¥17,000 ¥13,800 ¥8,548
はんこプレミアム ¥2,980 ¥5,100 ¥4,280 ¥18,800 ¥8,800 ¥7,080 ¥7,840
平安堂 ¥10,584 ¥14,904 ¥20,304 ¥31,968 ¥34,992 ¥23,544 ¥22,716
印鑑本舗 ¥1,980 ¥2,480 ¥1,980 取扱無し ¥5,980 ¥6,980 ¥3,880
ハンコワークス ¥2,418 取扱無し ¥2,962 取扱無し ¥6,480 取扱無し ¥3,953
畑正 ¥10,800 ¥10,800 ¥15,800 ¥19,800 ¥30,600 ¥23,000 ¥18,467


いかかでしょうか。

>>値段について、上記の表よりも詳しく解説しているページはこちら!


上の表を見ると、男性用の実印は1万円程度、女性用は9千円程度の価格が、平均相場になっていることがわかりますね。

「どうしても手彫りで作成したい!」
「せっかくの実印だから、象牙などの高級印材で作りたい」

上記のような方は、無理に安さにこだわる必要は全くありません。

「できれば安く作成したい!」という方は、参考にしてみて下さい。

また、表で紹介しているお店の多くは、即日発送サービスや割引のキャンペーンを行っています。

「価格も気になるけど、とにかく早く実印が必要!」という方は、下記で印鑑の即日作成のポイントと、おすすめの通販サイトを紹介しているので、ぜひチェックして下さいね!



「明日までに実印が欲しい!」即日発送が可能な通販サイトはここ!


「今度の契約で実印が必要になったので、出来るだけ早く作成したい」
「可能であれば明日までに実印が欲しい」

上記のように、急ぎで実印が必要な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方は、ネット通販での「即日発送サービス」の利用がおすすめ!

注文後、当日中に商品を発送してくれるため、簡単に最速で即日実印が手に入るサービスとして、近年人気を集めています。

「即日発送は手数料とかが高額なのでは?」
「値段の他に、サービス面や梱包、保障などがどうなっているのか気になる」

という疑問を持たれている方も多いかと思いますので、下記で簡単に紹介していきます。


・注文までの流れは?
即日発送の利用でも、注文方法は基本的に通常のネット通販と変わりません。

実印の素材・書体・サイズを選び、印面に彫る文字を決めて発注。

注文の際に、「即日発送サービス」を選んで依頼するだけです。

しかし、注意しなければいけないこととして、店舗によって即日発送受付の締切時間が違うことがあります。

店舗により12時までの注文、17時まで受付可能など、条件が違っているので、即日希望の方は、注文前にしっかりと確認することが重要です。


・梱包やサービスは大丈夫?
即日対応ということで、サービス面に不安を感じる方が多いと聞きますが、特に問題はありません。

というのも、現在ネット通販サイトの多くはサポートセンターを用意しており、いつでも電話相談が可能となっており、気になる点や不良品などに関しては、すぐに対応して頂けます。

梱包は多くの通販ショップがメール便での発送ですが、緩衝材が入っていることもあり、途中で傷が入ったりする心配もありません。


・即日サービスで料金はどれくらい変わる?
料金に関しては、通販サイトによって変わります。

しかし通販サイトの印鑑は、そもそもの価格が実店舗より安い場合が多いため、即日発送にしたからといって、支払額が上がるということはありません。

通販ショップによっては、サービス利用料が54円だったりと、案外安く利用できるのも魅力です。

>>即日発送ができるお店・即日入手のコツが知りたい方はこちら!


「即日発送は便利かもしれないけれど、品質は問題ないの?」
「そもそもネットではんこを買うのは大丈夫なの?」

といった不安を持たれる方も多いかと思います。

そこで次章では、通販サイトを利用するメリット・デメリットを丁寧に解説していますので、見にいきましょう!



大事な印鑑をネットで買うのは危険?通販のメリット・デメリット解説


実印を購入するには、「通販」「店舗」の2パターンがあります。

大事な契約や大きな金額のやり取りで使う実印を、ネットの通販で買うのは心配という方もいらっしゃるかと思います。

ですが、実際のところ、店舗購入も通販も、危険性にそれほど差はありません。

下記でネット通販の利用によるメリット・デメリットを解説していますので、ぜひ参考にして下さい。

通販によるメリット
実印を通販で購入する最大のメリットは、まず「低価格」ということ。

実店舗と比較して、同じサイズ・素材でも、通販の方が格段に安いことが多いです。

通販が安さは、店舗を経営しないことで人件費や家賃を抑え、大量に仕入れをすることで実現しています。

さらに、通販サイトの多くが、印材を豊富に取扱っており、即日発送等などのサービスを行っています。

スマートフォンなどから24時間注文が可能な点も嬉しいですね。

通販のデメリット
字体に関してはプレビュー機能で確認できますが、実店舗と違い、印材などを直接確認することができません。

実際に完成したらどうなるのか、直接触って確認できるのは実店舗ならではの魅力。

基本的に返品不可、というのも不便に感じる方がいるかもしれません。

ここまでをまとめると
通販:素材の量、価格、納期
店舗:印材を直接確認可能、返品対応可能

このようなメリットがあることがわかります。

「緊急で実印が必要!」「できるだけ費用を抑えたい」「素材にこだわりたい!」という方は通販向き。

「印材は直接確認したい」「プロに相談しながら決めていきたい」という方は店舗での購入が良いかもしれません。

>>おすすめの通販サイトはこちらページで紹介しています!

上記のページでは、即日発送可能なおすすめサイトをランキング形式で発表したり、サイト別に口コミや評判をまとめたページもありますので、よかったら実印作成前に参考にして下さい!

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