「こんなに沢山の素材があるの?」
「結局どれを選ぶのが1番良いの?」
そんな悩みをお持ちになっているのではないでしょうか。
かく言う私も、実印を作る際に1番悩んだのは素材選びでした。
そこで実印の総合メディアである当ページでは、印鑑専門メディア10社以上が取り扱う印材を徹底比較した上で、各種類の特徴を画像とグラフを使ってご紹介しています。
実印は基本的に買い変えることのない生涯のパートナーになります。
せっかくなら納得のいく素材で作成したいですよね。
以前の私と同じ悩みを持っている方々に、おすすめの素材から、印材の相性や話題の開運印鑑なども、初めて実印をお作りになる方でもわかるように解説しています。
それでは早速、印材の種類と特徴から確認していきましょう!
素材の選び方を徹底解説!
実印を作ろうとすると、どの店舗や専門サイトも非常に多くの種類を取り扱っています。
印材ごとに特徴も違って、なかなか1つに決めるのは難しいですよね。
そこで、様々な種類の中から、実印に最適な素材を選ぶポイントを3つご紹介していきたいと思います。
1.見た目
印材には大きく分けて、「植物、木材系」「角系」「金属、樹脂系」の3つがあります。
これらは分類ごとに特徴も違いますが、何より印鑑自体の見た目が大きく変わります。
長い付き合いになる実印ですので、外観も自分の好みに合わせて素材を選びましょう。
2.耐久力
実印は何度も作り変えることがない印鑑です。
基本的に1度作ったものを生涯使っていくことになります。
そのため、見た目はもちろんですが、素材の耐久力は選ぶ際の重要なポイントになります。
なるべく手入れが少なくて済む、衝撃に強い印材を選びましょう。
3.運気
実印は重要な書類への捺印時に使用するため、風水や縁起を気にして作成する方も多くいます。
パワーストーンを印材としている宝石印鑑や、「柘、黒水牛、象牙」は開運印材と呼ばれ、縁起が良いとされています。
印材を選ぶ際には、運気や縁起の良さも1つのポイントになりますね。
実印は一生モノのはんこになるため、単純に見た目だけで選ばず、耐久性能や手入れの楽さも大きなポイントです!
重要な契約などに使用する印鑑でもあるので、運気や縁起の良い素材を選ぶという方も多くいます。
下記で男女別におすすめの印材をご紹介しております。
あなたにピッタリの素材を上記の3つのポイントを抑えながら見ていきましょう。
男性必見、素材選びの注意点
家や車の購入など、重要な書類への捺印に使うことになる実印。
男性は使う機会が多いため、縁起が良いとされている素材が特に人気を集めています。
当ページでは、男性の実印は少し大きめのサイズで作ることが多いということもあり、重厚感や品格のある印材を選ぶことをおすすめしています。
そのため、男性の実印には高級感がありつつも、長く使い続けられる耐久性を併せ持った素材の印鑑がおすすめ。
特に男性におすすめできる素材は象牙や黒水牛などの開運印材、もしくは チタンなどの耐久力抜群の金属です。
別名「太陽の石」、女性人気の高い実印をご紹介
女性の実印素材として、最も人気であるのが「琥珀」です。
人魚の涙、太陽の石とも呼ばれるその美しさは、まさに宝石そのものです。
温かみのあるボディが優しい印象を与えるため、女性の方が使う実印にピッタリと言えます。
とはいえ、琥珀は高級印材です。
専門サイトで価格を比較したところ、琥珀の平均相場は13,000円程度でしたので、柘などの木材系の素材と比べると、少し費用がかかってしまいます。
上記のように「印鑑にそこまでお金はかけられない」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方には、パワーストーンや天然石で作られている「宝石印鑑」をおすすめしています!
風水では、実印には天然石が良いとされており、水晶やアメジスト、ローズクオーツなどが人気です。
開運印鑑って何?印材により運気は変わります!
実印の素材は、印相学という考えから、自分との相性が決まっています。
現在印材にはいろいろな種類のものが使われていますが、昔からの開運吉相の印材は水牛・象牙・柘の3種類です。
この3つの印材は「九星気学」という占いから開運につながる素材と言われており、生まれた年に応じて適した印材が決まっています。
動物質の中では 象牙と黒水牛の角、 植物質の中では柘のみが適印材とされています。
そのため、象牙・黒水牛・柘や、パワーストーンや天然石を使用した縁起の良い実印のことを、開運印鑑と呼んでおります。
とはいえ、高額な開運印鑑を購入したからといって、すぐに運勢が良くなる、という訳ではありませんので注意して下さい。
実印との相性が良いとされている素材で作る安心感や、縁起が良い印材を使うことで、前向きな気持ちになれるということが、1番重要なポイント。
徹底比較!おすすめの実印はこちらで確認!
印材にはたくさんの種類があることが分かったところで、次は分類別に実印素材の詳細を見ていきましょう。
【角系】
・黒水牛
水牛の角。黒光りする高級感が、威厳を感じさせるとして、実印としても男性に人気の印材。耐久性にも優れており、朱肉にもなじみやすいのが特徴です。
加えて、黒水牛の中には「純天然」「芯持」といった貴重な部分があります。
「純天然」は着色や加工が一切されていないもの。
「芯持」は、希少な角の中心部分で作られているもののことを指し、耐久力も通常の黒水牛よりも高くなっております。
・オランダ水牛
透明感と白地に天然の模様が優しさを感じます。
エレガントな高級感。耐久性にも優れており、同じ模様がほかに存在しないため、世の中でたった1つのはんこが作れます。
唯一性が高いという点では、実印・銀行印向きの素材。
・象牙
希少性の高い素材です。最高級印材と言っても過言ではありません。
朱肉がなじみやすく、使えば使うほど味が出る素材です。
実印を始め、印鑑素材の王様とも呼べる高級印材。
耐久性にも優れています。
・マンモス
氷河時代に生きていたマンモスの牙から作る印鑑。
9000年~3万年以上の壮大な歴史を感じる希少性の高い印材です。
目が細かく、捺印の性能も非常に高いです。
ワシントン条約により象牙の入手が困難になってきたことから、台頭してきた印材です。
【植物・木材系】
・薩摩本柘
実印として定番な素材。
鹿児島産の薩摩本柘は柘の中でも高級品で、木目の美しさとそのナチュラル感が人気の秘密となっています。
繊維が緻密のため、硬度が高く、印材にピッタリです。
・彩華
寒冷地で産出される真樺とフェノールレジンという素材を高圧加熱処理によって素材結合した、天然に近い新木材。
通常の木材よりも硬く、耐久力もあり、暖かな色合いの実印になります。
・黒檀
油分を含んでいない木材のため、乾燥性があり、虫に食われにくい印材。
半永久的な耐久性があるとして実印の素材としても人気があります。
非常に良質であるとして世界的に認められている木材の1つ。
・白檀
お香でも人気のある香木。
押印するたびにやさしい優雅な香りがするため、女性に人気の印材です。
白檀は、数珠や扇子の骨にも使われています。
【金属・樹脂系】
・チタン
マテリアル超金属。ノンアレルギー素材で、体に優しく、耐久性に大変優れた印材です。
実印・印鑑素材の中では重量がある方で、重厚感と高級感を感じます。
性能、見た目ともにおすすめの印材です。
・琥珀
樹木の樹脂が化石化したもの。
非常に神秘的な透明感と美しさがあり、金運アップのお守りとしても人気です。
「太陽の石」とも呼ばれる高級素材。
実印用の素材として、女性から多くの人気を集めています。
・天然石、パワーストーン
タイガーアイやシトリン等のパワーストーンを使用したカラフルで可愛らしいデザインの多い印材です。
石ごとに特徴やデザインが大きく変わります。
女性に人気の印材です。
まとめ
通販などで取り扱われていることが多い素材をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
有名なものから、最近話題になっている素材まで、たくさんの印材をご紹介したので、なかなか1つに絞るのは大変ですよね。
よく聞く悩みとして、「実印にチタンや天然石を使用するのは良いの?」というものがありますが、全く問題ありません。
というのも、実印にはこの素材を使う、といった規定はなく、どのような素材であれ、自治体のルールに収まっていれば、実印として認められるので安心して下さい。
そこで今回は、男女問わずおすすめの素材、上位3つを、下記でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
・実印におすすめの素材ベスト3
1位:チタン
高機能の金属素材として人気を集めているチタン。
印鑑に金属を使うと聞くと抵抗があるかもしれませんが、チタンは印材の中でもトップクラスの耐久性能を誇っています。
傷や汚れは簡単に落とせ、火事になっても燃えない耐熱性、さらに捺印もしやすいという高機能です。
メンテナンスがほぼ必要ないことも、大きな魅力ですね。
耐久性能が高く、メンテナンスが不要な点は、長期間使う実印にピッタリの素材と言えるでしょう。
さらに、色の種類も豊富に用意されていますので、あなた好みの実印を作ることができます。
2位:黒水牛
黒水牛で作った印鑑は、黒い光沢が美しく、高級感と風格を兼ね備えたものになります。
印鑑の素材として人気が高く、耐久性に優れ、朱肉の付きが良いという機能性の高さも、実印にうってつけです。
3位:薩摩本柘
印材として定番でもある「柘」の中でも、高級印材である薩摩本柘。
耐久性に優れており、外見も木の暖かさと木目により味わいのあるものに仕上がります。
他の素材に比べてリーズナブルであることもおすすめポイントです。
沢山の素材を紹介しましたが、満足のいく素材は見つかりましたでしょうか?
素材ごとの特徴を踏まえて、納得のできる印材を選ぶことが、後悔しない実印作成への近道です。
書体・素材と選んだ後は、最後にサイズを決めればいよいよ注文です。
実印は銀行印より大きくないとダメ?
女性用の実印は男性よりも小さくなくてはいけないの?
といった疑問や質問に対して、次のページで解説しています!
あなたに最適なサイズで作成できるように、次のページで実印のサイズについてみていきましょう。
>>そんなに重要?印鑑のサイズについてご紹介!
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