いざ実印を作成しようとすると、
「普通の印鑑と何が違うの?」
「たくさんの素材があるけど、どれが1番良いの?」
など、意外と迷ってしまいますよね。
実際に私も作る時には、書体や素材などを決めるのにとても苦労しました。
そこで当ページでは、10社以上の印鑑専門メディアやネット通販サイトを比較して印鑑を作った私が、おすすめの素材から作成時の注意点まで1つ1つ解説していきます!
様々な書体の種類から価格を抑えた印材まで、印鑑を作る際に必要な情報を網羅しています。
満足のできる1本が完成できるよう、徹底的にサポート致します。
それでは早速、実印作成前に知っておきたい、意外な常識から見ていきましょう!
作成前に知っておきたい印鑑の常識
意外なはんこの常識を知っておくことで、あなたに合った実印を失敗せずに作成できます。
そもそも「実印」とは、あなたが住民登録をしている自治体で印鑑登録をしているはんこのことを指し、印鑑登録を済ませることで印鑑証明書の発行が可能となります。
基本的に印鑑証明書は実印を押印した書類と一緒に提出するものであり、この証明書が無いと実印として認められないため、非常に重要な証明書になります。
そんな実印ですが、必要となるのは車の売買や不動産・家の契約、遺産の相続など重要な契約を行う場合です。
このように使用するのは限られた場合のみになります。
そのため、日頃宅配便の受け取りなどで使用しているはんこは実印ではなく 「認印」、銀行口座の開設の際に使用するはんこが「銀行印」と種類が分かれています。
上記の3つの印鑑は統一せず、別途で作成することをおすすめしています。
というのも、「実印」「銀行印」「認印」を1つの印鑑で使用してしまうと、紛失した際にまとめて全ての印鑑がなくなってしまうからです。
もし1本で管理していた印鑑を紛失した場合、銀行へ印鑑の変更届けをし、実印は役所で登録廃止をしなければならないため、大変手間がかかってしまいます。
そのため、同じものは使用しない方が良いでしょう。
実印完成まではたったの4STEP!
上記の通り印鑑の中でも重要な実印ですが、実は非常に多くの素材や書体で作成できるとご存知でしたか?
実印が無事完成するまでに決めなければいけない項目は、以下4つ。
- 印鑑の書体
- 素材に何を使用するか
- はんこのサイズ
- どの専門店で作成するか
素材の種類は大きく分けて「角系」「木材・植物系」「金属・樹脂系」の3種類。
この中から更に印材を細かく選んで作ることになります。
書体に関しても5つ以上の種類があり、どれを選ぶかによって印影が与えるイメージは様々です。
次のページでは書体について詳しく解説していますので、書体→素材→サイズ、と順番に好みのものを選んでいきましょう!
はんこを作るのにかかる時間はどれくらい?
普段使いの認印であれば100円ショップや専門店で既成品の作成が可能です。
しかし実印は重要な場面で使う印鑑なので、大量生産された既成品ではなくきちんとはんこ屋さんで作成する必要があります。
そのため完成にも時間がかかってしまいます。
作成方法も「機械彫り」と「手彫り」の2種類あり、「機械彫り」であれば最速で当日中に完成品を受け取れますが、「手彫り」での作成には平均して2週間程度の時間がかかってしまいます。
職人さんの手彫りや複雑なデザインとなると作成にも時間を要し、完成には時間がかかってしまいます。
しかし実印は自分だけの法的に有効なはんこのため、防犯対策といった意味でも、手彫りのように世界に1つだけのデザインや複雑な書体で作ることをおすすめします。
逆に「急遽実印が必要!」「なるべく早く手元にほしい!」
上記のような方は、午前中までに店舗で機械彫りをオーダーするか、
あるいはネット通販サイトで即日発送の依頼をすると良いでしょう。
即日入手も可能!どうしてもすぐに実印が必要なときは
通常の印鑑と違い、実印の作成には時間がかかる。
そうは言ってもどうしても当日中に実印が欲しい!という方もいらっしゃるかと思います。
ここではそんな時に使える2つの対処法をご紹介します。
対処法1:県内、市内の専門店に午前中の内に印鑑作成を依頼する。
都内であれば店内の忙しさにもよりますが、最速28分で個人の実印を作成してくれる店舗もあります。
対処法2:100円ショップ等の三文判を実印として印鑑登録する。
100円ショップや文具店で取り扱っている既成品の印鑑を購入し、それを役所で印鑑登録し使用します。
その後できるだけ早く専門店で実印を作成し、印鑑登録をし直す方法です。
ですが既成品の印鑑は機械で大量に生産されており、同じはんこを持つ他人になりすまされるリスクがあるので、安全上おすすめはできません。
実印は機械彫りであっても1つずつ個別に作成されており、全く同じ印鑑にはならないように作られています。
しかし、重要な契約の際に使うはんこなだけに、やはり既成品を実印として使用するより、納得のいくものを作成することをおすすめしています。
手彫りと機械彫りの時間の差の次は値段の差を比較しながら見ていきましょう。
ランキング形式で作成費用を徹底比較!
選ぶ印材やサイズにより値段が大きく変わってしまう実印。
今回当ページではネット通販業者5社の中から、素材とサイズごとに作成費用をまとめました。
実印13.5mmの場合 | ||||
---|---|---|---|---|
店舗 | 薩摩本柘 | 天然黒水牛(芯持) | 象牙 | チタン |
はんこプレミアム | ¥3,080 | ¥4,980 | ¥23,800 | ¥10,800 |
ハンコヤドットコム | ¥3,300 | ¥5,800 | 取扱なし | ¥22,500 |
ハンコマン | ¥4,100 | なし | なし | ¥24,000 |
はんこdeハンコ | ¥2,780 | ¥3,980 | ¥34,000 | ¥17,800 |
印鑑本舗 | ¥4,280 | ¥5,680 | なし | ¥4,980 |
上記の表から各種の相場価格をご覧頂きましたが、いかがでしょうか。
ご覧の通りサイトごとに、結構お値段が変わっていますよね。
「それなら最も安いサイトで作成するのが1番良いだろう!」と思った方は注意が必要です。
はんこプレミアムなら完全手仕上げでの作成が可能
ハンコヤドットコムには多数の印影デザイナーが在籍
ハンコマンにはオリジナルの書体がある
ショップにより実印素材の品質に差がある
など、サイトごとにできることが違っていますので、価格だけでなく、印鑑ショップのサイトもしっかりと吟味した上で作成することが重要です。
実印の完成品をみたらイメージと違う、なんてことを防ぐためにもサイトはしっかりとチェックしましょう。
>>印鑑ショップのサイトの特徴とおすすめランキングはこちら
完成後の予想をする際に気になってしまう細かい部分。
以下でその悩みについて解説していきます。
名字は彫るの?など、女性ならではの印鑑の悩みを徹底解説
女性の場合、実印を名字・フルネームで作ると、結婚して名字が変わった際に実印も作り直しになってしまいます。
人生でそう何度も使わない実印を作成し直すのは正直面倒ですよね。
そのため女性には名前での作成がおすすめです。
多くの実印は、行書体、古印体、篆書体といった書体を使っていますが、おすすめは印相体という書体です。
印相体は文字が複雑なので偽造されにくい書体。
更に字体が印鑑の外枠に多く接触しているため、耐久力という点でも優れています。
加えて印相体は外へ広がる字体から、とても縁起が良いとされています。
この他にも、こちらのページではあらゆる書体の完成イメージや、書体の選び方について詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみて下さい!
>>各種書体のサンプルはこちらで確認可能!
実印は書体以外にも、様々な素材で作ることができるので、作成時にはついつい迷ってしまいがちですよね。
特に「女性らしいデザイン・雰囲気で選びたい!」という方が多いですが、そういった方には、「宝石印鑑」で作成するのがおすすめです。
天然石やパワーストーンで作られているため、自分に合ったカラーや気になっている運勢まで選ぶことができます。
宝石印鑑はネット通販などでリーズナブルに購入することが可能です。
しかしネット通販は心配が多いという方も多いかと思います。
そのため以下で、ネットで作成するメリットとデメリットを簡単に説明しているので見ていきましょう。
本当に安全?はんこのネット通販によるメリット・デメリット
実印を作成するとなると、ネット通販で購入する方法と直接ハンコ屋さんで購入する 2種類の方法があります。
どちらで作るのが良いか比較して見ていきましょう。
・店舗での直接購入
メリット:実際の素材など手にとって見ることが可能。
デメリット:ネット購入に比べると値段が高額
・ネットでの購入
メリット:手軽に注文が可能。店舗購入に比べると価格が安い。
デメリット:植物系、角系の印鑑は1つずつ模様が違うが、直接確認できない。
上記から、手にとって質感を確かめたい・柘植や角系の素材でこだわりの1本を作りたいという方は店舗での作成がおすすめです。
価格は抑えながら、かつ良い素材で自分に合った実印が欲しい!という方は、ネットでの作成をおすすめします。
ネットでの印鑑作成は少し不安という方も中にはいらっしゃると思いますが、現在ではネットでの販売実績がある老舗企業などの信頼性の高い専門サイトが多数あります。
格安という点だけで選ばずに、信頼性の高い企業を利用することで、失敗のない実印の作成が可能です。
話題・人気の実印はコレ
ここまで実印の作成前に知っておきたいポイントをご紹介してきましたが、実際に作成するとなると
「ではどんな実印が良いのか」
「書体や素材はどう選べばいいの?」
といった疑問が出てきたのではないかと思います。
印鑑の書体・素材は、ともに多くの種類があるため、当サイトではそれぞれ専用のページを用意し、詳しく解説しております。
「先に印鑑の素材を見てみたい」
「はんこの見た目を先に決めたい」
「書体は既に決まっている!」
そんな方は、先にSTEP2に進んでしまいましょう。
STEP2では、いよいよ印鑑の見た目となる素材を決めていきます。
>>STEP2:印鑑の素材を画像付きで徹底比較!
逆に以下のように、
「まだ書体も素材も決まっていない」
「字体の種類を見てみたい」
「おすすめの書体を知りたい!」
といった方は、次のページで作成における書体の決め方について徹底解説していますので、一緒に見にいきましょう!
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